2006年10月06日

■筆まかせ■ 休暇とってました(2)

 今回の旅は、大阪(JR) 舞鶴(船)小樽(JR)札幌(飛行機)根室中標津空港(バス)根室(JR)釧路(バス)摩周湖・美幌峠(バス・JR)網走(JR)斜里(友人の車)ウトロ(バス)網走(バス)女満別空港(飛行機)大阪という、道東の主なスポットを早まわり、それもほとんど公共交通機関で、という、あまりみなさんがされないルートだったかもしれません。行程の中でゆっくり回りたいところに出会えれば、次の機会にはそこだけを目的にゆっくり来ればいいか、という思いもありました。

 10月1日、エクハシの宿の朝食はやはり地元の幸、サンマの煮付けやカニシュウマイ、カニ汁、イカの塩辛など。おなかいっぱい食べて、宿のお母さんにあいさつしてお別れ。その足で路線バスで「納沙布岬」へ。本土最東端。うっすらと国後島がみえましたが、これがはっきり見えると時化の前兆なのだそうです。いくつかの見学施設を見て回ったあと、乗ってきたバスで再び根室駅へ。途中、珍しい地層や岩石、また季節がよければ原生花園などの見所があるようですが、バスでは不便で見送り。やはり北海道は車で回った方が効率的です。駅前の食品スーパーで、「オランダせんべい」をおみやげ用に購入、最安の220円でした。
 つづいて、根室本線で釧路へ。車中はカニの駅弁に舌鼓を打ちながら、海と山が織りなす景観を堪能できます。一両編成でワンマン運転、最後部からのながめもおもしろく、ローカル線の情緒たっぷりです。約2時間で釧路に到着。ビルもあって大きな街ですが、日曜日ということもあってわりと閑散としています。お買い物はたぶん郊外のショッピングセンターなのでしょう。釧路の街は2〜3時間散歩のみ。観光施設や名所ということではなく、ただのんびり町歩きしてみました。やはり、中心街はちょっと寂れ気味。でも、駅から15分も歩くと雄大な太平洋が広がります。夕食は市内の炉端焼き店「炉ばた煉瓦」。テーブルそれぞれに炉が切ってあって、注文した食材を自分で焼くというスタイルです。とてもおいしかったです。
 2日。朝の釧路はほとんど視界ゼロの濃霧。海から霧があがってくるとのことで、この霧は北へ北へと内陸に流れていくそうです。ということは、これから乗る定期観光バスの行く先は霧? 残念な予想が当たってしまい、釧路湿原(北斗展望台)、摩周湖は霧で全く見えず。ただそのあとの美幌峠は、なんとか天気が回復し、美しい屈斜路湖の景観が楽しめました。
 あとさきになりましたが、この日のルートは大移動。釧路から定期観光バスで湿原の東側を回って摩周湖、美幌峠、そこで乗り換えてJR美幌駅。JRで網走駅を経て知床斜里駅、妻の友人のマイカーで斜里からウトロまで。定期観光バスでは前述のように景色はちょっと残念でしたが、タンチョウヅルにも会えたし、ところどころでおいしい食べ物、いもだんごやソフトクリームを食べることができて上々。JRの網走から斜里まではオホーツク海に沿って走る絶好の景色が楽しめました。朝の釧路とは全く異なる快晴の好天。北海道の広さを感じます。斜里からは、現地在住の妻の友人の車で、ウトロまでのビューポイントをご案内いただきました。やっぱりマイカーは小回りがきくなあと実感。オシンコシンの滝やサケの遡上観察、熊が出るという沢にも行きましたが、かわりにキツネが出迎えてくれました。思っていたよりも観光のお客さんがとても多く、秘境という感じは全くなくて少し残念でしたが、知床はそれでも、ふだん私が住んでいるところとは全く違う、そのままの自然の表情を見せてくれました。
(つづく)

Posted by libsq at 2006年10月06日 21:35